EDIUSで複数の映像ファイルを、まとめて書き出す

先日、子供の歌の発表会の撮影に行ってきました。

EDIUSで編集が終わり、出演者ごとにシーケンスを分けて、個別に書き出せるようにしてあるのですが、その1つ1つ書き出しをしようとすると、1回1回、エンコードを待ってから次のファイルを書き出さなければならないため、パソコンから離れることが出来ません。

「書き出ししたい複数のシーケンスを予め指定しておいて、後はパソコンにお任せ!」という処理(バッチ処理)は出来ないかなと思い、いろいろ調べてみたところ、ちゃんとそのような機能も用意されていました。

ちなみに、Premiereでのやり方は以下に記載しています。

Premiereで複数の映像ファイルを、まとめて書き出す

以下、EDIUSのバッチ処理の手順です。

書き出ししたいシーケンスを開く
タイムスケール(※1)を右クリック
「バッチエクスポートリストへ追加」をクリック
「ファイルへ出力」ダイアログでエクスポーターを選び「バッチリストに追加」をクリック
ファイル名を指定し、「保存」をクリックします

(※1)タイムラインの時間の尺度を表している部分

タイムライン

この作業を、書き出したいファイル分だけ繰り返すと、バッチ処理をするためのリストが作成されます。書き出したいファイルをリスト化したら、最後に「エクスポート」をクリックすると、後は自動で次々にエンコードされます。

バッチエクスポートのリスト

In点、Out点を指定して、その範囲をリストに登録することも可能です。そのほか、同じクリップを別のファイル形式で複数書き出したいときにも、バッチエクスポートは大変役立ちます。

たとえば、視聴用としては、MP4などの汎用性の高いファイルで書き出して、保存用としては、AVIファイルなどで残しておきたいときにも、この機能が活躍します。

詳しくは、EDIUS 6のマニュアルp.499を読んでみてください。マニュアルは、ソフトウェア上の「ヘルプ」をクリックすると出てきます。

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