iCloud Driveのファイルが消えた

私はiCloud DriveをMacとWindowsで使用していますが、昨日、とても大切なファイルが無数に消えてしまっていることに気づきました。

Appleのサイトには、「安全に保存できる」と記述されていますが、お気をつけください。

Appleのサイトの記述

Appleのサイトに「安全に保存出来る」と書いてあったので、なんとなく信用してしまいました。「完璧」ということは、あるはずもないのに!やはりバグはあるようです。どうしよう…。ファイル消失。

考えられる原因

私の場合、MacとWindowsでiCloud Driveを使用しており、一部のWindowsは、Mac内でブートキャンプにて利用していました。これが原因かも知れません。

Macを利用していた後に、ブートキャンプでWindowsを立ち上げると、パソコン内の時計が一時的に狂います。逆に同じパソコンでWindowsをシャットダウンして、Macとして立ち上げた場合も時計が狂います。

いずれもインターネットに接続されて、暫くすると時計が正常な時間に戻るのですが、その間にファイルの同期が行われた場合、何やら良くないことが起こることは想像出来そうです。おそらく、この辺りの問題が原因になっているかと思われます。

今後の対策

パソコンの時計が狂うことにより、iCloudとの同期に不具合が起きている可能性が考えられたため、ブートキャンプによるWindows内でのiCloudの使用をやめました。その後は、数年間、MacBookやiPhoneでのみiCloud Driveを使用していますが、一応、この使い方であれば、ファイルが消えてしまうような不具合は発生していません。

今回、このことから私が学んだのは、重要なファイルについては、バックアップは改めて何重にもしっかり取っておかなければいけないということと、近頃、流行りのクラウドというのは、とても便利ではありますが、データの保存について、あまり過信すべきではないなということです。

クラウドで同期させている場合、サーバーにも各パソコンやその他の端末にも同様のバックアップがありますので、一見、多重バックアップがされていて安全なようではあります。しかし、何かの拍子にひとつの端末で不具合や人為的なミスが発生してファイルが消えてしまった場合、その「ファイルが消えた」という情報が共有されてしまいます。良くも悪くも、保存・消去が自動的に同期されているということです。

この場合、1つのファイルが消えた場合、すべてのファイルが失われることになります。考えてみれば当たり前のことなのですが…。

自分でも大切なファイルについては、必ずバックアップを取っておくべきだと思いました。

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA